2025年8月1日
1ウズベキスタンソム=0.012円、
1タジキスタンソムニ=15.5円(およそ)
優雅な朝。7:00にヒルトンの朝食一番乗りでオムレツを焼いてもらう。幸せ。ウズベキスタンでよく見かけるお菓子、果物が一通り揃っていて(ナッツやメレンゲ、メロンにすいか)観光客にはうれしい限り。


7:30にチェックアウトし、タクシーアプリで昨日聞いておいたバスターミナルへ向かう。1便逃すと接続がうまくいかない可能性があるので、ここは早足の行動でバスターミナルへ向かう。運転手が、良ければこのまま国境に行くけど、と提案してくれる。20万ソム。情報だと1万ソムで行けるので断る。15万ソム(1900円)を提案してくれる。タクシー50分くらいなら割に合っているけど、バスターミナルを見てからと約束する。バスターミナルでもまさかの10万の乗り合いタクシー。そして、バスの気配がない。先を急ぐためにここは10万ソム(1200円)にさらに値下げしてくれたヤンデックスGoのお兄さんに頼むことにしよう。


雰囲気がとても良い人だったし。結果は正解で、翻訳機でなんとか会話できたし、お兄さんは赤ちゃんが生まれたばかりだそうで、その生活の足しにでもなったら、乗せてもらえて良かったかなと思った。両替で使えなさそうな細かいお金をお兄さんに心付けで少しだけだが渡せた。ありがとうお兄さん。ちなみに、ガススタに途中寄ったら、1L 57円ほど。産油国は安くてすごい!ガススタでトイレを借りる。
国境でタクシードライバーと別れる。両替商が声をかけてきたので交渉。相場通りで交換する。10万ウズベキスタンスム→70タジキスタンソモニだったはず。こちらがちょっと渋って。これよりは多くもらった。


タジキスタン入国
荷物は機械を通すだけ出国も入国もあっさり
パンジャケントまで15スム220円。イタリア人の2人組と一緒に国境を越えて、タクシーも借りやすくって楽だった。
セブンレイクまでタクシーで行くなら。8000スムで行こう!ブラザーと。1万2千円悪くはないけど(日帰り出来るし)今日は急いでないので断る。
パイスープ150ソモニ(50ボられた)サモサ(50)美味しい。充電させてもらったので良しとする。


セブンレイク第6湖までのバスを探すバザールの下に発見。場所が分かりにくかったので共有。

10:00に声をかけて13:00出発と言われたので。2時間街を散策することに。優先順位は①お金の補充ATMで用意していたカード2枚が不調で困った。3枚目で下ろせた。②スマホの充電。ネットが無くても地図やロシア語翻訳、ライト、写真で必須。③なぜか繋がらないネットのアクティベート。Wi-Fiのありそうなお店を探したが、これだけは本当に見つからなかった。恐るべきタジキスタン。④昼食・食料買い出し。③のSimを新たに契約する時間がなくミニバスは出発。1:00の予定が12:00には出るぞと言われて、②まで終わらせて慌てて乗り込む。①をやり残していたので5分だけ待ってもらった。いつも待たせるミニバスを自分が待たせるのは人生で初めて。


車内は運転手、自分後部座席に大人4人、子ども2人、お姉ちゃんの方が、運転手と私の助手席のボードの上に座っていた。私のほうに座るかとジェスチャーすると、運転手が警察が厳しいということで、女の子は中間のボードの上に座っていた。後部座席は6人だ。ぎゅうぎゅう。私は交渉の時に100ソム、絶対助手席!(写真を撮りたいから)と言っていたので快適には過ごせた。これは今までの旅行経験からして絶対に譲れない条件でもあったので、後ろに座っていた家族には申し訳ないが、今回は助手席で広々とさせてもらう。
進み始めて10分後くらいで、パスポートの検問所があった。いろいろなブログ参考に見ていたが、情報になかった。特に何をチェックされると言うわけでもなく、パスポートを預かってもらってコピーをしてもらうだけだった。聞いていなかったのでびっくりしたが、5分もかからずにセブンレイクの方へ車は進む。


乗ってから気づいたが、この車フロントガラスが思い切り割れている。そしてエンジンが良くないのか、スピードが30kmほどしか出ず、一般道はどんどん追い抜かれる。途中みんなでぶどうを食べた。ぶどうくれるので私はサマルカンドで買ったナッツをみんなでシェアした。そういうもののためにいくらかナッツやお菓子を買い込んでおく必要があるなと思った。


地元道に入り、砂埃がすごい。舗装されていないが、道は悪くはない。セブンレイク1つ目の湖からとても素晴らしい光景だった。1つ目2つ目3つ目と大きさや色光の写り方などの加減で少しずつ違うため、どれも味があって面白い。


ただし、乗っているのはミニバスであり、観光タクシーではないので、基本的にビューンと素通りしていく。それでも写真を撮るチャンスはあり、車窓でのんびりと眺められる時間があってとても良い。タクシーの運転手もこれは何番目の湖だよと説明してくれた。途中で中国の金の発掘する工場があった。隣国とはいえ、中央アジアで他国の山を開発していく中国資本はすごいなぁと感じる。


4番目の湖を過ぎたあたりでいちど降りた。理由は1人で乗ってた客がもう少し先に住んでおり、別れ道のみんなが向かう目的地とは違う方向だったそう。10分ほど待った。タクシーが帰ってきたので、目的の第6湖を目指してバスが進む。かなり急な舗装されていないオフロードをこの車は四駆でではなく、奇妙なエンジン音の二駆で走っている(おそらく)。第6湖の見えたあたりで、ここからこの看板通りに歩けばホテルがあるからと降ろされる。


もし本当にその日ホテルが行けなければ、私はそこから約3キロ歩いて、他の集落に行かなければならない。それでもまぁおそらく空いているだろうと勇気を出して優しい家族とシェアタクシーの運転手にお別れをした。
建物は見えているが空気が薄い。登ること5分。宿舎にたどり着く。
セブンレイク第六湖のホテルというよりペンション。
スタッフと思われる人に今日一泊できるか聞くと、大丈夫とのこと。「良かった〜。」もしここで門前払いされたら、どこになるのか想像もつかない。
「遠くから来て疲れたでしょう。」と緑茶、りんご、すももを出してくれた。体に染みる。おいしい。下界は35度でも標高2000mほどなので立ち止まると涼しいを越して寒いくらいである。


いくらか世間話をして、部屋を案内してもらう。セブンレイクが見えるオーシャンビューならぬレイクビュー。日本から来るなら丸1日はかかるこの秘境を独り占めできるのがこの上なく嬉しい。最近はセブンレイクが欧米人に知られ、少しずつ訪れる人が増えているそうだが、アクセスの悪さもあり、多くは無さそうだった。このペンションには明日スイスのグループがそれなりの人数泊まるらしい。タイミングよく空いていて本当によかった。他にも地元タジキスタンの1グループが離れの小屋に泊まっているそう。

セブンレイクの第七湖までタクシーチャーターで行くか、オーナーと相談。意思疎通があまりうまくいかず、考えているうちに日が陰っていくことに気づき断念。旅ブログの情報で先にすすんでも景色はそれほど変わらないと知っていたので。今回のセブンレイクのゴールはここに決めた。その代わりに足漕ぎボートがあるというので、50ソムニ(780円)で体験する。少し古びたボートのペダルが回転する音だけが湖面に響く
「ギィーーー。」
「ギィーーー。」
「ギィーーー。」
「ギィーーー。」
………。
おっちゃんとではなく、カップルならどれほど楽しいことだろう(笑)
それでも異世界のような壮大な景色を湖面から楽しむことができた。


ペンションに帰る。野道を上るが、2000mの高地ですぐに息が切れる。冒険している感じが楽しい。明日の帰りのタクシーが朝5時に下るというので、お願いしておく。
それから日の入りまで縁側スペースでのんびり湖を眺める。砂糖を入れた緑茶をもらい、時々うとうとしながら夢ごこちで日がくれる。急峻な山の影が少しずつ迫って来て面白かった。毎分ごとに雲が少しずつ流れ、湖と山の景色が変わる。ゆっくりとした時間を楽しむ。

2時間ほどたっただろうか。
ダウンを着ても寒いくらいに冷えてきたので、部屋へ帰ることにする。
戻っていると、視界のギリギリ端からタジキスタン人のおじさんグループ3人が手招きしてくれる。飲みのお誘いだ!
ラグの上にはウォッカ、ザクロジュース、パン、洋梨、サラダなどがあって、タジキスタンにようこそと迎えてくれた。ウォッカは口をつけるだけにしておいたが、おじさんたちもペースはそれほど早くなく、翻訳アプリのロシア語を使って話をした。おじさんたちはドゥシャンベ(私が明日行くところ)から来たそうで、「もう1日後なら乗せてあげるのに〜」と言ってくれた。どこまでも優しい。自身の7年前のロシア旅行や、宇宙兄弟でヒビトがロシアに呑まれる光景がフラッシュバックする。このあたたかさは、欧米とは一味ちがうと感じる。


1時間ほど談笑し、みんなネットが使えないのですることもなくなり、お別れとお礼を伝えて宿に戻る。いい夜だ。
タイマーを夜明け前の4:45にセットし、暗くなった湖畔を前に眠りにつく。
今回お世話になったペンション。




