2025年8月7日(木)
キルギス・アルティン・アラシャン
■ 今回の概要|天山山脈の麓、3000mの朝
天山山脈の麓、標高3000m。
目が覚めてユルトのテントを出ると、7000m級の雪山が「おはよう」と優しく話しかけてくれた。
朝早く起きて、キッチンでお湯をもらいコーヒーを淹れる。
食事は決まった時間にならないと始まらないらしいので、それまでのんびり。
15年ぶりくらいに薪割りも体験する。
体は覚えているもので、意外とできる。

■ 朝のアルティン・アラシャン|のんびりと不安
山を眺めながら、ただ待つ時間。
今日は温泉に行く予定だが、使える時間が限られているので少し不安になる。
どうやらこのツアー、聞かないと何も得られないスタイルらしい。
昨日、温泉に自力で行きたいとガイドに伝えたら「一緒に行く」と言っていたのに、当日になると「次はあっちだから先に行ってて」と言われ、なぜか自分がグループを連れていく役目になる。
何カ国語も話せてホスピタリティもあるが、とにかく能天気。
お金を払っているのだから、場所の説明くらいはしてほしかった。




■ 温泉騒動|探す・待つ・ようやく浸かる
最初に紹介された野湯は、集落から下って約1km、川沿いにあった。
掘られてはいるが、コケが浮いていて正直きれいではない。浴槽が2つほどあり、水着で入る。


(画像はAIで顔を一部編集してみた。)
そこから戻ると、さらに「もう一つの温泉は自分で探して」と言われる。……連れて行くって言ってなかったっけ?
しかも、どこも「予約でいっぱい」「宿泊者以外NG」と断られ、3軒回ってようやく 1時間半待ち で予約成功。
ガイドよ……うまくいってないではないか。
まあ、こういう時は「こんなものか」と割り切るしかない。
温泉を頼んだ小屋では、待っている間スマホを充電させてもらえた。
同行者が クムズ(Kymyz)、馬のミルクを発酵させた飲み物を買ってきたので一口もらう。まあまあの味。少し酸っぱい。飲み慣れたら美味しいのだと思う。




■ 到着と帰路|温泉、日本人、そして平和
掘立て小屋の温泉に、男4人で入る。
41度くらいのサラッとしたお湯で、とても気持ちいい。
朝の汚い野湯を見ただけで終わった人も多く、「ちゃんとツアーを楽しめているのかな?」と心配になるほど、こちらは大当たりだった。
自分が予約したので独り占めもできたが、中国人、韓国人、イギリス人がみんな褒めてくれた。温泉好きの日本人として、ちょっと鼻が高い。


意気投合して温泉を出ると、「帰りのバスが出る」と言われ急いで乗り込む。
谷あいでバスを乗り換えるが、なぜか1時間待ち。その分ビシュケク到着は遅くなるが、メンバー同士で写真を撮り合い、有意義な時間になった。
今回のメンバーは本当に当たりだった。
キルギス語・ロシア語メインの車が1台、ワールドワイドな車が1台の 2台体制 だったのも幸運。






約10時間かけてビシュケクに戻る。


深夜1時前だったが、フロントに洗濯を頼んだら、朝までに乾燥まで終わらせてくれていた。
明日は「渡航100カ国超えのお父さん」と一緒に、カザフスタンへ陸路で抜ける予定。頼もしすぎて、安心して眠れた。
そういえば、エーデルワイスを見られると思っていたのに、結局見つけられなかった。
車中では「終戦80年」という日本のニュースを見て、その話題を韓国人のメンバーと話した。
バスの中がこれだけワールドワイドで仲が良いと、「世界もこれくらい平和だったらいいのに」と思わずにはいられなかった。


